「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」に登場する南雲(ナグモ)は、読者からとても人気の高いキャラです。実際、過去に行われた人気投票では、シンに次いで第2位を獲得しています!そんな彼の魅力を余すとこなく紹介していきます。
プロフィール
南雲は本作の主人公「坂本太郎」の旧友であり元同僚でもあります。ただ、殺し屋を引退した坂本とは違い、南雲は今も現役バリバリで、あの「ORDER」にも所属しているほどの超・凄腕の殺し屋です。
基本情報
名前 | 南雲 与一(なぐも よいち) |
生年月日 | 1993年7月9日 |
年齢 | 27歳 |
身長 | 190㎝ |
体重 | 不明 |
武器 | 巨大六徳ナイフ |
経歴 | JCC卒 |
性格
南雲は普段、おちゃらけた掴みどころのない性格をしています。いつも飄々としていて、他人へのおちょくりを忘れません。悪戯やちょっかいはもはや彼の趣味で、古くから馴染みのある坂本は慣れたもののようですが、真面目なシンや神々廻あたりはよく彼の餌食になっています。
しかし、そんないつも明るい仮面の裏側には、殺し屋としての冷酷な一面や、仲間への深い愛情を潜ませています。
戦闘スキル
「ORDER」である南雲は殺し屋として別格の戦闘スキルを持ち合わせています。彼の戦い方はまさに『変幻自在』。彼の特殊能力を見ていきましょう。
「ーー殺しに必要なのは‘嘘’でしょ」
変装
彼の代名詞といえばこの「変装」。初登場時も坂本に化けてシン達を驚かせていました。
作中ではおもに悪戯で用いられている変装スキルですが、もちろん戦闘においても活用されています。なお、他人を変装させることも可能です。
武器
彼の武器は巨大な六徳ナイフ。戦況に合わせて武器を使い分け、戦いを優位に進めることのできる武器ですが、かなり複雑な機構となっており、不器用な者には絶対に使いこなすことができない武器となっています。
今現在明かされている武器のギミックは「缶切り」、「双剣」、「大鎌」、「斧」、「透明な刃」の5つです。残された最後のギミックがなんなのか、どんな形で披露されるのか、大変気になります。
南雲は、正面から相手を叩き潰すというよりは、「相手から隙を誘い出し、突く」という戦い方を得意としているようです。いつも飄々としていて天才肌の彼にはピッタリの戦い方ですね。「ORDER」では豹や大佛、篁など意外と「真正面からゴリ押し系」が多いので、技巧派で戦況をよく見て戦うような彼の存在は大変貴重です。
これまで戦った相手
vs死刑囚(ミニマリスト)
記念すべき南雲の初戦闘の相手は、最凶死刑囚の一人「ミニマリスト」です。このミニマリストという男は、怪力の持ち主で、人間を小さいボール状に丸めたりするようなヤバい奴なのですが、OREDERである南雲の敵ではありません。戦闘は終始南雲のペースで進行していき、最後には余裕の勝利を収めています。
SAKAMOTO DAYS6巻 45話「強襲」vsモブ戦闘員
お次は敵のモブ戦闘員です。ただ、雑魚が何人束になろうが関係ありません。南雲と神々廻の2人は、余裕たっぷりに敵を殲滅します。
SAKAMOTO DAYS9巻 77話「コ・ロ・シ・テ・ル」vs楽
南雲は、スラー一派幹部「楽(がく)」と対戦します。これまでにない強敵を前に、南雲も本気モードです。己の強みを存分に発揮して戦う二人ですが、実力は拮抗します。勝敗の全く読めない戦闘が続く中、最後に衝撃の結末が待っています…!
SAKAMOTO DAYS17巻 150話「いじめっ子」番外編 vsシン?
あの南雲が実は敵・・・!? 凶刃の刃がシンの首元へと突き刺さる!!
……南雲のタチの悪い冗談です。この後シンとルーからボコボコにされます。
SAKAMOTO DAYS2巻 15話「始動」番外編 vs神々廻?
「敵を見逃す」という裏切り行為を働いた神々廻に対し、南雲が粛清の裁きを……!?
神々廻vs南雲勃発!?
はい。
南雲のタチの悪い冗談パート2です。この後神々廻に殴られます。
SAKAMOTO DAYS12巻 101話「暗躍」南雲と坂本と赤尾
南雲与一・坂本太郎・赤尾リオンの3人は「JCC(殺し屋養成施設)」からの同期で「親友」と呼べる間柄でした。この3人は卓抜した腕前と素行の悪さは当時から話題となっており、JCCでは知らない者はいなかったそうです。
いつもつるんでいた3人ですが、殺しの特性はそれぞれ異なるようで、「武器の特性を極限まで活かせるのが赤尾」、「その場にある物何でも武器にするのが坂本」、「なんでも器用にこなすのが南雲」とのことです。
そして、普段はおちゃらけて真意の見えない南雲ですが、赤尾のことになると神妙になったり、戦闘中に隙が生まれたりと、彼らしくない言動が目立ちます。それは友情によるものなのか、それとも恋愛感情によるものなのか、まだ本編では明かされていません。
意外な弱点
完璧のように思える彼ですが、一点だけ明確な弱点が存在します。それは「車酔い」することです。作中で2回ほど彼が車酔いするシーンがありますが、そのどちらも追っ手に追われているところでした。同乗者からは「緊張感がない」とつっこまれていましたね。
まとめ
南雲は「SAKAMOTO DAYS」において重要なキャラクターの一人であり、その高い戦闘能力とユーモアで物語に一層の深みと魅力を与えています。今後も南雲の活躍に注目しながら、物語の展開を楽しんでください!