「SAKAMOTO DAYS」で最強キャラは？という質問に対し、読者が真っ先に名前を思い浮かべる人物がこの「篁（たかむら）」でしょう。「殺連の亡霊」や「最凶の殺し屋」と呼ばれる彼の正体について解説していきます！
プロフィール
篁は、殺連直属の特務部隊「ORDER」に所属しており、「殺連の亡霊」と呼ばれています。居合の達人で、一太刀で万物を両断する力を持つ彼は、トップレベルの殺し技術を持つORDERの中においても更に別格の存在です。
基本情報
| 生年月日 | 9月18日 |
| 年齢 | 不明 |
| 身長 | 163㎝ |
| 体重 | 不明 |
| 経歴 | 不明 |
| 備考 | ・ORDER ・通称「殺連の亡霊」または「最凶の殺し屋」 ・第1回キャラクター人気投票第8位 |
性格
常にブツブツと何かを呟いていますが、誰にも聞き取れないため、誰も彼の性格を知りません。いつからORDERにいるのか、殺連にとってどういう存在なのか、強さ以外の全てが謎となっています。
圧倒的な強さ
篁の魅力といえば、その圧倒的な戦闘力です。他のORDERやスラーの一味が束になっても敵わない程の実力者である彼の強さを解説していきます。
武器
篁の武器は「日本刀」です。この刀で車やビル、東京タワーなど何でも両断してしまう篁ですが、この刀自体はいたって普通のものであり、特段変わったギミックはないようです。ですから、作中でも普通にヒビが入ったり、折れたりしています。逆にいえば、そんな得物でなんでもかんでもぶった切ってしまう篁の腕が恐ろしいのです。
戦闘スタイル
篁の戦闘スタイルは「居合」です。この居合で、敵や障害物を見境なくぶった斬っていくという超脳筋＆シンプルな戦闘スタイルになっています。また、それに加えて「相手の弾丸で刀身を研ぐ」、「自分で腕を切断してまたくっつける」等のとんでものない超絶技巧も組み合わさって、まさに手のつけられない強さとなっています。
これまで戦った相手
vs楽
篁はスラー一派の幹部「楽（がく）」と対戦しています。ORDERと遜色ない実力を持つ楽ですが、最強・篁を前になす術ありませんでした。指と腕を切断され、自慢の武器も切り刻まれるという有様でしたが、楽はそれでも篁を相手に生還してみせました。この時、スラーは「おそらく篁を相手にして生還したのはおそらく君が初めて」と発言しています。
vs坂本・南雲
スラー一派による美術館襲撃時には、なんやかんやあって本作の主人公・坂本とORDER・南雲と対戦しています。さすがは作中屈指の実力者の二人ということもあり、殺戮マシーンと化した篁相手に粘りますが、最終的には重傷を負わされてしまい、戦闘不能となってしまいます。この時、坂本の「この人には勝てない 全員死ぬ」という言葉のインパクトはすごかったですね。
vsスラー一派
実は上記の戦いが巻き起こっている中、篁はスラー、楽、ハルマの三人とも対戦します。三位一体となって迫るスラー一派に対し、さすがの篁も追い詰められますが、篁はそこで真の姿を現します。そして、そこから更なる超展開が……！ーー波乱の結末は、ぜひコミックを読んで確かめてみてください！
篁の正体とは？
篁の正体については、最新話でも判明しておりませんが、本作やこれまでいくつか挙げておきたいと思います。
人の念が作り出した空想上の人物？
これは篁の正体を尋ねる楽に対して、スラーが発言した内容です。篁という男の規格外の強さ・素性の不明さから、スラーが冗談交じりに言った内容ですが、98歳の宮バァの「私が若い頃から噂になっていた」と発言を踏まえても、篁という人間にはあまりに不可解な部分が多く、もしかしたらそういう可能性もあるのでは……、と考えたくなってしまいます。
読切作品「骸区」の主人公？
「骸区」とは、SAKAMOTO DAYSの作者である鈴木裕斗先生のデビュー作となる読み切り漫画のことで、実はこの漫画には篁と酷似した男が主人公として登場するのです。「骸区」の主人公は戦闘スタイルや容姿、台詞まで篁と同じなのですが、果たして二人が同一人物なのかは分かりません。単に、鈴木先生が「SAKAMOTO DAYS」を連載するにあたり、デビュー作のキャラをモデルにしたキャラを登場させただけ、という線も大いに考えられます。
鈴木先生の読み切り作品「骸区」が読めるリンクを以下に貼っておきます！
まとめ
『殺し屋界最強の男』篁の人物紹介はいかがだったでしょうか。篁は「SAKAMOTO DAYS」において重要なキャラクターの一人であり、今後も彼が物語に深く関わってくることは間違いありません。そして、物語が進むにつれ、謎に包まれた彼の正体も明らかになっていくことでしょう。それまで「SAKAMOTO DAYS」の物語から目が離せません！
